シングルマザーpukukoのブログ ~貯金・生活費等 赤裸々日誌~

シングルマザー歴約16年のpukukoのブログです。

シングルマザーpukukoの養育費について

こんばんは、管理人のシングルマザーpukukoです。今日のお題は『養育費』です。私がもらっている養育費の額や、その使い方等、私自身の意見も交え、載せていきたいと思います。

 

平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告によると、養育費を継続的に受け取っている割合は、全体の24.3%、全体の2割弱に過ぎないとのデータが出ています。それ以外に、過去に受け取ったことがあると回答した方の割合が15.3%。最初は受け取っていたが、月日が経つうちに払われなくなったというパターンがデータから読み取れます。

 

私、pukukoは、長男、次男、犬2匹と生活をしています。私はバツ2でして、長男は初婚の夫との子、次男は再婚の夫との子です。父親がそれぞれ違います。なので、まずは長男の養育費の話からしたいと思います。

 

長男が3歳の時に離婚したのですが、協議離婚でした。一応、自分で作成した離婚協議書に、養育費や面会の仕方等を記載し、元夫と一緒に確認し、離婚届と離婚協議書にお互いハンコを押し、何とか離婚が成立しました。

夫に離婚に合意してもらうのに半年以上の時間を要し、親を巻き込みようやく承諾させたのですが、更に難航したのが、養育費の金額でした。

 

ちょうどその頃、元夫が勤めていた会社があっさりと倒産し、元夫は無職。ただ、雇用保険が出ていたので、就活する様子もなく、グータラ過ごしていたようでした。

そんな中での話合いだったのですが、案の定、「無職だから、養育費はそんなに払えません、毎月2万円でお願いします。」と、言ってきました。

元々、年収450万円くらいもらっていたのは知っていたので、実家に戻って雇用保険がそれ相応に出ている中で、それしか払えない訳ないだろうと押し問答。せめて月3万円にして頂きたいと伝え、結果、何とか月3万円で合意となりました。

更に、盛り込んだのが、中学生以降は月4万円。それ以外に突発的にかかるお金は要相談との内容で決着しました。

本音を言えば、もっと好条件で終わらせたかったのですが、離婚合意までが長引き、身動きが取れない部分もあったため、早くケリを付けたく、この条件で終わらせました。

 

長男の銀行口座に毎月支払う約束になっていたのですが、支払が遅れた回数は数えきれないほどありました。

最初の夫は車で15分程の所に住んでおり、子供との面会は月1回必ず行っていたので、遅れたときは、面会時に子供を迎えに来た時、「遅れてますが、いつになりますか」と、催促することも多々ありました。

でも、息子を迎えに来る時、載っている車はBMWだったりする訳です。そして面会時に息子に自慢。

「この人と別れて、本当に良かった。」と、心底思いました。

 

元々、大した稼ぎも無いのに、「女が小さい子供を保育園に預けて働きに行くもんじゃない」と言い、私を無理やり専業主婦に仕立て上げ、でも、身の丈に合った生活ができず、暇があればパチンコ三昧で散財。デカい車を乗り回し、タバコも酒も止められない。生活が成り立たない上、モラハラで、言われた暴言は数知れず。

「こりゃ、一緒に生活するの無理だわ」と、早々に思った訳です。

 

その後、長男が中学生になり、約束通り養育費は月4万円に。

その頃、長男の歯並びが、あまりにもひど過ぎて、歯科矯正を決意。総額136万円の前払い。半分払ってもらえないか交渉するも、「貯金がなくて、借金しかないんで、無理です。」と、言われ、「それなら分割払いでお願いします。」と、月5万円に値上げ成功。

長男が大学入学のタイミングで、大学費用の一時金か、月の養育費値上げを交渉するも、LINEの返事が来なくなり、交渉決裂。

しかし、どうにか、遅れつつも、ようやく今日まで養育費を受け取り続けてきました。その点では、元夫に感謝しています。

 

受け取った養育費は基本的に寝かせっぱなしにしておき、貯金してきました。ただ、パート就労時代、毎月手取りが10万円の頃は、学資保険の積立に回すお金が無く、養育費から捻出したことは何回かあります。

今も、受取口座は基本的にいじらず、長男の大学の学費納入の時だけ引き出して大学費用に回しています。毎月5万円なので、一年で60万円。半期分の大学費用にはなるので、これと、自分のボーナスでどうにか賄っています。

 

さて、次男の方はと言いますと、長男の時よりは、いい条件での合意が出来ました。

再婚の夫も離婚とともに実家に帰っていきましたが、飛行機を使わないと辿り着けないほど実家が遠い。なので、子供との面会は頻繁にはできません。更に、コロナが追い打ちをかけ、実は、まだ一度も面会できていないんですね。

そんな状況で疎遠になって養育費が受け取れなくなるのも困るので、公証役場で公正証書を作成しました。

 

条件としては、毎月3万円。中学以降は毎月4万円。私立に進む場合は必要経費は折半。大学費用も折半。それ以外に、小学校入学時に10万円、中学校入学時に20万円、高校入学時に20万円。

この条件で合意しました。

 

こちらの再婚夫は変に真面目なので支払いが遅れることはないのですが、支払いが遅れまいと二か月先に振り込んで来たりするので、「いつの分かわからなくなるから、当月に振り込んでください」と、お願いしています。

 

養育費を貰えていない方は多いですが、もし、離婚時に交渉の余地があるのであれば、お金がかかる時期を把握した上で、交渉に入るのがいいと思います。

小学校や中学校、高校の入学時は買い揃える物も多く、出費がかさみます。そして、長男のように、私大に進めば少なくとも年間100万くらいの出費がかかります。

毎月の金額をいくらにするかの設定も大切ですが、一時的に受け取れる金額の交渉も忘れないようにしましょう。また、『大学に入学した場合はコレコレ』等、細かく設定するのもいいのではないかと思います。

 

長男は高校生になってから今もアルバイトをしており、毎月2~4万円程の収入があります。被服費や友達との交際費等は自分で捻出するようにさせています。なかなかの貯め上手で、普段はあまりお金は使わず。でも、貯まったお金でこの前、必需品だからと電動自転車を購入していました。たまに私が使わせてもらっています(笑)

 

学業に支障が出ないように、どのくらいの頻度でバイトをするかも良く考えているようで、なかなか上手くやっているので、親としては安心しています。

 

子供が大きくなったら、生活費においても多少の担い手になってもらいながら、上手くバランスを取って生活していきたいですね。