シングルマザーpukukoのブログ ~貯金・生活費等 赤裸々日誌~

シングルマザー歴約16年のpukukoのブログです。

シングルマザーの仕事探し☆私pukukoの場合

こんにちは。管理人のシングルマザーpukukoです。

シングルマザーで仕事がみつからない、決まらない、どうしたらいいか悩んでいる方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

面接で「お子さんが突然熱出したら休まれると困るしね~」と、鉄板の断り文句で撃沈している方も相当数いらっしゃるんだろうと推測します。

 

今日は、私pukukoが、これまでどのような経過を辿って今の職を得てきたか、書いていきたいと思います。もし、少しでも、困っているシングルマザーの方の参考になれば嬉しいです。

 

私は長男が3歳の時に離婚し、シングルマザーになりました。約16年程前の話です。

当初、離婚前の半年近くは夫とは別居状態で早々に離婚できないものかと思いながら過ごしていました。それに合わせて、手に職をつけなければと、かなりいろいろと考えていました。

 

私は昔から勉強が好きではなく、どちらかというと体を動かす方が得意で、学生時代を含め、本格的に、とあるスポーツに打ち込んでいました。勉強なんか、やったってできないし好きじゃないし、とっとと実家を出たいという思いもあり、高校を卒業と同時に実家を出て地方の企業へスポーツで就職をしました。

数年後に引退し、東京に戻ったのですが、その後は印刷関係の会社でアルバイトをし、そこで出会った最初の夫と結婚、長男を出産しました。

と言う訳で、何が言いたいかというと、体育会系的な粘り強さは兼ね備えていたものの、学歴なし、ちゃんとした職歴なし、資格なし、何もない中でシングルマザーなろうとしていた訳です。

 

シングルマザーで収入が少ない場合は児童扶養手当等の手当が貰えることはある程度分かっていましたが、資格を取るとか、さすがに何か始めないといけないと思っていました。

 

そんな頃、私は小さな製造業の会社にパート勤めをしていたのですが、正直、単純作業の繰り返しが多く、あまり仕事が面白くなく、漠然とこの先続かないなぁと思っていました。上司、同僚の皆さん、とても良くしてくれたんですけどね。時給はその頃で900円とか950円とかだったと思います。

さすがにそのままでは厳しいので、何か資格を取り、キャリアを重ねていける職業はないのかと思っていました。

そんな中、インターネットでいろいろ検索していたら、『日本福祉大学』の通信教育で社会福祉士の資格が取れるということを知りました。

モノ相手の仕事にしんどさを感じていた私は、人相手の仕事をしたいと思ったんですね。

 

そして2006年、日本福祉大学通信教育部に入学しました。その時も、通信教育ながら、学生生活をどのように過ごしているか記録に残したいと思い、ブログを書いていました。もし興味のある方はブログのアドレス載せておきますのでどうぞ。その時は管理人名『まみゅーん』でブログ書いてました。↓


未だに訪問してくださる方がいるので、放置ですが残しているブログです。

 

日本福祉大学で勉強を始めて暫くしてから、製造業の会社を辞め、ハローワークの職業訓練校で介護ヘルパーの資格を取り(ハローワークの学校だったので、資格取得は無料でした。しかも失業保険も支給されながらの資格取得でした)老人ホームの介護のパートに転職。週4日~5日、日中8時間程働き、子供を寝かせてから夜な夜な深夜2時頃まで勉強をしていました。

愛知県の本学でしか受けられないスクーリングがあった時は、子供を両親に預け、本学近辺のホテルに宿泊し、授業を受けたこともありました。

今、その頃の事を振り返ると、我ながらよく頑張ったなと思います。

 

必死で勉強を続けましたが、そんな中、専門的な福祉の勉強はとても楽しかった。生まれて初めて、「勉強って面白い!もっと学びたい!」って思ったんです。

結果的に大学は4年で卒業でき、国家資格も取得でき、それまで勤めていた施設の相談員職への配置替えをしてもらい、パートから常勤に昇格。安定した生活が送れるようになりました。

 

シングルマザーの方の中には、生活が苦しく、負のループから抜け出せなくなっている方って、かなりいるんじゃないかと思います。「とにかく働かなくちゃ!」と、バイトを数か所掛け持ちし、休む間もなく毎日のように働きづくめとか。「資格なんか取ってる金も暇も無い!」とか。

でも、私は自身の経験から思うのですが、どうにかして時間やお金を工面して自己投資し、何か資格を取って正社員職に就けるようなチャレンジをしてほしい。それだけで生活の安定感が変わります。看護師の資格なんか取れたら無敵です。

私のシングルマザー仲間は、介護施設で働きながら准看護師の資格を取り、更に正看護師の資格も取り働いています。

 

私は、今の社会の流れ、高齢社会の現状を踏まえ、高齢者関係の仕事に就ければ就職に困ることなく、何かあって職場を変えたい時も割と仕事はすぐ見つかるんじゃないかという思いもあり、今の仕事を選んだ部分があります。

そして、介護の世界はキャリアアップができるのも長所です。例えば、実務経験3年で介護福祉士の国家試験が受験できたり、実務経験5年でケアマネジャーの試験が受けられたり。受かれば時給や常勤への道も開けるかもしれませんし、普通であれば職場も応援してくれるはずです。

 

介護とか高齢者支援の仕事って、低賃金、重労働でキツイだけのイメージしかないかもしれませんが、私は高齢者介護の仕事そのものや、今の高齢者相談職の仕事も、とても意義あるものだと思っているし、やりがいは本当に、あります。

ただし、気を付けたいのは、どこの事業所も人手不足で、それが引き金となって劣悪環境になり易い傾向は見られます。『昼休みがまともに取れない』とか、『残業が多い』とか。

シングルマザーの場合、一馬力である分、仕事の負担は生活の破たんに直結します。

どんな職種にも言えますが、職場を選ぶ際には、何を一番に優先したいのかを明確にし、出来るだけ、それを叶えられる職場を選んでいきたいところです。

 

本日も長々書いてしまいましたが、ちょっと、介護職の宣伝みたいな記事になってしまったかな(笑)

「こんな人もいるんだな、へぇ~」程度でも気に留めていただけたら嬉しいです。