シングルマザーpukukoのブログ ~貯金・生活費等 赤裸々日誌~

シングルマザー歴約16年のpukukoのブログです。

シングルマザーで育休中に家を買った話

こんにちは、シングルマザーpukukoです。

私は5年程前に、中古マンションを購入しました。それも、育休中にです。

ここでカンのいい方は、「シンママで育休中??どうしちゃったの?」って思ってくれましたか?(笑)

と言う訳で、まずは私の経歴をザックリ説明しないといけません。

 

私、pukukkoは、長男が3歳の時に最初の夫と離婚。で、その後、長男が小学校高学年の頃に5年程付き合った人と再婚しました。しかし、婚姻生活はこれまた続かずあっさり離婚。更に、離婚後に妊娠が発覚したのです。

「えっ、ちょっと、どーすんの?」って周囲はドン引きしていましたが、個人的には二人目を強く望んで籍を入れた部分もあったので、まさかまさかと一人で大喜びした訳です。

父親が全くいない環境で育つ子供は可哀想かもしれませんが、経済的には落ち着いていたし、社会資源を含めた育児環境は長男を育てたときより格段に良くなっており、大して不安はありませんでした。

さすがにツワリの真っ最中は7キロ痩せてきつかったですが、その後は問題なくとても順調に日々が過ぎ産休に突入。姉の立ち合いの元、予定日より早く出産し、そのまま一年弱、育休に突入しました。

 

兼ねてより、老後、私はどこに住もうかとかなり迷っていて、電卓叩いていろいろ生涯設計をしていたのですが、都営住宅でどうしても過ごせなかった私はその頃、家賃が月6万程の住宅に住んでいました。(都営住宅の話はまた別の機会に。)

私の場合、年金生活になった時に、大体予想される年金は多くても月13万程度。このまま月6万の家賃の所に住んでいたら生活は破たんします。かといって都営住宅には戻りたくない。

都営住宅の記事をまだお読み頂いてなければコチラ↓のリンクからどうぞ。

pukuko.hateblo.jp

 

なので、近隣の休めの中古住宅を購入し、年金生活突入前にローンを返し終えるという人生設計を立てました。

中古住宅のチラシは頻繁に自宅ポストに入ります。一つ、気になった物件があったため(ペット飼育が可の物件だった)、育休中だし暇だし、まさか買えるとは思わず、ほぼ冷やかしくらいのノリで内見へ。そして、「まあ、もしよかったら情報シートに記入を」なんて言われ、連絡先を記入。数日後に不動産の担当の方から連絡がきました。

「まあ、私、シングルマザーだし、ましてや育休中だし、ローン組めるはず無いですよね~」なんて言ったのですが、いくつか質問を受けたので、ありのままを回答。

 

「仕事は?」➡「老人ホームの相談員職やってます。」

「今の職場は勤続何年?」➡「3年弱です。」

「資格は?」➡「社会福祉士(国家資格)、精神保健福祉士(国家資格)、介護福祉士(国家資格)、介護支援専門員なんかも持ってます。」

「今、他に組んでるローンありますか?」➡「ありません。車もキャッシュで買いました。」

 

そうしたら、「一度店舗に来ていただいて、話できませんか?」と。店舗に行ってお話してみた所、「もしかしたら、審査通るかもしれない」とのこと。

後日、預貯金がわかる通帳全てと有価証券、育休中に出ている手当の書類、数年分の源泉徴収票を全て持って来てくださいと言われ、何度か不動産屋に足を運びました。

 

そして、結論。一社だけ審査に通り、ローンが組めることになりました。他の二か所は断られました。「仕事に復帰してからにしてくださいねー」と。そりゃそうだわ普通。

だから未だに、よく貸してくれたなーと思います。ちなみに、審査が通ったのは三井住友銀行です。

 

晴れて、シングルマザーで育休中で、39歳にして、ローン1700万組んで中古住宅を購入しました。夢だったペットとの生活も開始できました♪

しかも、育休中の暇な時にトントン拍子で話が進み、引っ越しもできたので楽でした。赤子を抱えながらではありますが、平日も楽に動けるし。仕事しながらだったら、かなりハードだったなと思います。

 

今回、なぜ審査が通ったのか、私なりに検証してみたいと思いますが、上に載せた、不動産の方に聞かれた質問、これが全てだろうと思います。

これですね↓

「仕事は?」➡「老人ホームの相談員職やってます。」

「今の職場は勤続何年?」➡「3年弱です。」

「資格は?」➡「社会福祉士(国家資格)、精神保健福祉士(国家資格)、介護福祉士(国家資格)、介護支援専門員なんかも持ってます。」

「今他に組んでるローンありますか?」➡「ありません。車もキャッシュで買いました。」

 

銀行の担当の方に言われたのですが、まず、シングルマザーであろうとなかろうと、国家資格を持っていると有利だと。

そして、他にローン等の借金が無かったこと。これも大事みたいです。

勤続年数に関しては、勤続3年弱だったので、ギリギリな感じだったかと。

あと、思いあたることとすると、住宅購入の前年、学資保険を含む保険料にかなりの金額(50万万以上)を投入しており、提出した源泉徴収票を見た担当さんから「よく貯蓄してるんだね、こういうことも審査の提出書類に書いておくね」と、言われました。

あとは、たまたま、養育費の受取り口座が三井住友銀行で、「毎月ちゃんと受け取ってるんだね」とも言われました。

まあ、要は、私の家計状況、キャッシュフロー全て把握されつつ、上手く担当さんが事を進めてくれたんだということ。

 

私の今回の記事内容は極めて異例のこととは思いますが、頑張っているシンママの皆さんの何かの参考になればと思います。

長々お読み頂き、ありがとうございました!